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Let's Start!鉄道模型
はじめてみよう!Nゲージ
鉄道模型を始めるにあたって、「あこがれの車両を好きな風景の中で走らせたい」という思いを皆様お持ちでしょう。奥深い鉄道模型の世界に、あなたを招待します。
鉄道模型をはじめよう!
Step1 :鉄道模型の走るしくみ

Step2 :サイズいろいろ、鉄道模型
Step3 :はじめるには何が必要?
Step4 :車両を揃えよう!
Step5 :レイアウト・ジオラマを作ろう!
コラム1:外国型事情
コラム2:巨大レイアウトで走らせてみませんか?

模型屋さんからのイチオシ!
Bトレインショーティー
PRO−HOBBYのフィギュア
TOMYTECのジオラマコレクション

以下の内容をまとめた鉄道模型入門書をポポンデッタ各店店頭で無料配布しています。
通信販売をご利用のお客様は、 商品注文時、備考欄に「冊子 始めよう鉄道模型を希望します」とご記入いただければ、商品と一緒に発送させていただきます。
Step1 鉄道模型の走るしくみ
鉄道模型は、電気を使って車両を走らせます。おもちゃの電車では電池で走らせる場合が多いですが、鉄道模型ではそれに代わり「パワーパック」または「パワーユニット」などと呼ぶ電源装置を家庭用のコンセントにつなげて、模型向きに電圧を落とした直流の電気を、「フィーダー」と呼ばれるコードを通じてレールに送り込みます。
 2 本の金属製のレールにそれぞれプラスとマイナスの電気が流れ、それを車両(動力車)が受け取ってモーターを回し、列車が走るという仕組みになっています。

▲音まで出る実物そっくりの電源装置(TOMIX N-S2-CL)。ポポンデッタの一部の店舗レイアウトでも運転体験ができます。
電源装置では模型走行用の電気を作り出すだけでなく、電圧を上下させてスピードをコントロールしたり、進行方向を切り替えたりといった操作を手元で行なうことが出来ます。
ほとんどの電源装置は、ダイヤルを回したりレバーを動かした量に合わせてスピードが速くなる仕組みですが、一部の高級機種ではスピードを上げる(加速する)ためのレバーとブレーキが独立していて、あたかも実物の運転と同じ操作感覚で楽しめるものもあります。
Step2 サイズいろいろ、鉄道模型
一口に「鉄道模型」とは言っても、手のひらに車両が収まってしまうほどの小さいものから、人を乗せて走ることが出来る大きなものまで、実に様々なサイズがあります。
ただ、せっかく買い集めた車両が同じ線路上を走らなかったりすると困りますので、一般に鉄道模型は「○○ゲージ」と呼ぶ規格が定められていて、基本的に同じ規格の車両同士は互いに連結したり、同じ線路の上を走らせることが可能です。

▲左から16 番(HO)ゲージ、N ゲージ、Z ゲージ。
日本では古くから縮尺1/80 〜87・線路幅16.5 ミリの規格で作られたHO(16 番)ゲージが普及していましたが、ここ25 年ほどの間に一回り小さい縮尺1/150 〜160・線路幅9 ミリの「N ゲージ」が急速に普及しています。
日本ではN ゲージは車両や線路の種類も群を抜いて多く、値段がリーズナブルなうえレイアウトが作りやすいことも魅力です。
最近ではさらにスケールの小さい、ヨーロッパ発祥のZ ゲージ(縮尺1/220・線路幅6.5 ミリ)の規格に合わせた日本型車両も発売開始されましたが、まだまだN ゲージが主力ですので、以下はN ゲージに絞って話を進めていきます。

▲N ゲージは左右レール内側の寸法(これをゲージと言います)が9 ミリです。
Step3 はじめるには何が必要?
鉄道模型を走らせて楽しむにあたり、最小限必要なものは「車両(編成中に動力の入ったもの)・レール・電源装置」です。
もちろんそれぞれにバラ売りの製品もありますが、最初に購入する時は必要なもの一式がセットされ、お買い得価格のスタートセット(TOMIX では「ベーシックセット」と呼ぶ)がオススメです。
一般的に人気のある車両がセレクトされていますが、自分でお好みの車両を選びたい場合は、車両を抜いたレールと電源装置のみのセット(TOMIXでは「マイプラン」)を購入して、別途動力車の含まれる車両を購入します。
なおレールや電源装置を追加購入したくなった場合は、最初に購入したセットと同じメーカーのものを購入しましょう。
そのためスタートセットを購入する前に各社のカタログを購入して、お気に入りのレールや電源装置がある方のメーカーを選ぶというのも賢い選択です。

▲車両・レール・電源装置が含まれたTOMIX のベーシックセットSD「ブルートレインU」 。

▲車両が別売の線路と電源装置のみのセットもあります。写真はTOMIXの「マイプランLT U(F)」。
▼写真下はその内容を展開した状態。
Step4 車両を揃えよう!
日本で最も普及している鉄道模型・N ゲージでは、蒸気機関車から新幹線まで実に多くの種類の車両が発売されています。
あこがれの特急列車や毎日馴染みの通勤電車、子供の頃に乗ったローカル線の気動車など、ほとんどのジャンルの車両が揃います。また同じN ゲージであれば基本的に外国型の車両ですら同じ線路上を走らせることができるのです。

▲ TOMIX の誇る新幹線ラインナップ。

▲日本を代表する旅客用蒸気機関車、KATO 製C62 東海道形。

▲路面電車などの小型電車はMODEMO の独壇場。
東急たまでん80 形“旧塗装”
■基本セットと増結セットって?
N ゲージ車両の中でも、機関車や一部の客・貨車を除くほとんどの製品が「基本セット」や「増結セット」と呼ばれる数両単位でのセット販売となっています。新幹線や都会の通勤電車のように、10 両以上にもなる長い編成を1 つのセットにして販売すると、ケースも大きくなりますし、お値段も結構なものになってしまいます。
そこで、各メーカーともほとんどの場合、両側の先頭車とモーター車など最小限の車両が入った「基本セット」と、中間に連結する車両だけが入った「増結セット」に分けて製品 化しています。増結セットだけでは走行できませんのでくれぐれもご注意を!

▲ JR 東日本の最新型通勤電車、TOMIX 製E233 系(中央線)。
■最近話題の「鉄道コレクション」って?
いま人気上昇中のTOMYTEC の鉄道コレクション、略して「鉄コレ」。
いわばN ゲージサイズのディスプレイモデルという位置づけではあるのですが、これが指定の鉄道模型用パーツを組み込むことにより、立派なN ゲージ鉄道模型として走行が可能になるのです。
リーズナブルな価格であるうえ従来Nゲージでは製品化されなかった懐かしい車種が中心であることから、初心者からベテランまで幅広い層の人気を集めています。
また各鉄道会社による特注販売品もあり、目が離せません。

▲鉄道コレクションの一例、名鉄3700 系イエロー+赤帯。
■カプラーについての話
 車両同士をつなぐ連結器を「カプラー」と呼びます。以前はN ゲージではアーノルトカプラー(写真右)が各社標準装備でしたが、車両に比べて見た目が大き過ぎることから、各社がそれぞれに格好がリアルなカプラーを開発、販売しています(写真右)。
残念ながらメーカーごとに互換性がない場合が多く、違うメーカーの車両をつなげて遊ぶというのが最近では難しくなりました。ただし、多くの場合アーノルトタイプに交換する方法があります。

▲ KATO カプラーN
(写真は台車マウント式自連タイプ)

▲ TOMIX 製TN カプラー
(写真は車体マウント式密連タイプ)。

▲昔ながらの「アーノルトカプラー」はN ゲージの標準的装備。
Step5 レイアウト・ジオラマを作ろう!
鉄道模型の楽しみの一つに「レイアウト(ジオラマ)製作」があります。
木材やスタイロフォームと呼ばれる発泡材をベースに石膏・スポンジ・パウダーなどを駆使して、実物そっくりな風景を作り上げます。一見難しそうに見えますが、実はジオラマ製作に特別なセオリーはありません。
ジオラマ職人も皆さん自分なりの方法で試行錯誤しています。
初めての方はポポンデッタにおまかせください。店員が丁寧にアドバイスいたします。
また、ジオラマ教室も随時開催中で、職人がジオラマ製作のイロハを伝授いたします。
風景の中を走る鉄道模型は、机の上で見るより一層生き生きとして見えます。人形やアクセサリーを配置して「物語」を詰め込むのが見る人を感動させるコツです。
あなたならではのミニチュア鉄道を作ってみましょう。

▲スタイロフォームと呼ばれる発泡材はジオラマの
地形工作に最適です。

▲さまざまな素材を駆使してジオラマを作り上げます。

▲川の表現には石や砂などの自然材料も使います。

▲水面の表現。模型なのに涼しそうでしょ?

▲ジオラマが完成しました。さっそく車両を並べたくなりますね。
コラム1:外国型事情
世界中で共通の規格を持つ鉄道模型。とりわけ盛んな国はアメリカ、ドイツ、イギリスかと思いますが、その中でも特徴的なのがドイツです。
日本での鉄道模型が車両中心、とりわけ収集を中心に進化してきたのに対し、ドイツではレイアウト・ジオラマ製作が盛んです。想像を絶する種類のストラクチャー(建物)や人形が製品化されていて、分厚いカタログ(オールカラー)を見ているだけでもかなり楽しいものです。
Faller(ファーラー)、NOCH(ノッホ)というメーカーが有名ですが、街灯だけで100 種類を超える商品数を持つBRAWA(ブラバ)というメーカーもオススメです。
何よりこの「異国情緒」が外国型の魅力。
まずはカタログだけでもどうぞ。
▲左がNOCH(ノッホ)、右がFaller(ファーラー)のカタログ。
コラム2:巨大レイアウトで走らせてみませんか?
模型を実車同様の編成で走らせようと思うとなかなか難しいもの。通勤電車は10 両くらい、新幹線は16 両編成でN ゲージだと全長3 メートルくらい。なかなかご家庭ではそこまで広いスペースはありませんよね。
ポポンデッタは全店、巨大レンタルレイアウトを併設しています。16 両の新幹線にも対応! 友達同士で、会社の同僚と、ご家族で。もちろん一人で走行させる方もいらっしゃいます。不思議と見ず知らずの人ともコミュニケーションが生まれたりして「鉄道模型、なかなか素敵な趣味じゃないか」なんて思います。せっかくだから走らせてみませんか?

レンタルレイアウトの利用は有料で、事前の予約も可能です。各自の車両をお持ち込みいただきますが、お持ちでない方にはレンタル車両の用意もございます。
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E-mail:tu-han@popondetta.com